しっかりしろ!私。
まだ樹と同じ部屋になれるって決まった
わけじゃないじゃないか!
「じゃ、発表しまーす!」
ードキドキー
ヤバい。心臓が、もたないよ!
「一組め。……と……さん。次!」
愛菜先輩が次々に名前を発表していく。
まだ私の名前も樹の名前も呼ばれていな
い。神様〜!おねがいします!
私の願いを叶えて下さいッ!
「6番め!」
後呼ばれてない男子は、樹と南だけだ。
おねがいしますー!必死に手を膝の上で
握り念力を愛菜先輩に送る。
「……香月琴音さんと東城樹君!」
……えっ?!嘘でしょ。
空耳じゃないよね?うん。たしかに今
愛菜先輩の口からでた名前は私と樹の
名前だ。
まだ樹と同じ部屋になれるって決まった
わけじゃないじゃないか!
「じゃ、発表しまーす!」
ードキドキー
ヤバい。心臓が、もたないよ!
「一組め。……と……さん。次!」
愛菜先輩が次々に名前を発表していく。
まだ私の名前も樹の名前も呼ばれていな
い。神様〜!おねがいします!
私の願いを叶えて下さいッ!
「6番め!」
後呼ばれてない男子は、樹と南だけだ。
おねがいしますー!必死に手を膝の上で
握り念力を愛菜先輩に送る。
「……香月琴音さんと東城樹君!」
……えっ?!嘘でしょ。
空耳じゃないよね?うん。たしかに今
愛菜先輩の口からでた名前は私と樹の
名前だ。

