憧れなんだもん!!



イライラしているせいだからか、シュートが入らない。


「クソっ、」


親友とケンカして、さらに、後輩にも八つ当たり。


自分へのイライラが募った。



「春平先輩!力入りすぎです。フォームがガチガチです。」


俺のことを面と向かって、春平先輩と呼べるの後輩の美優ちゃんだけ、てことは、



「美優ちゃん?」



振り向いた先には、さっき八つ当たりをしてしまった、美優ちゃんが立っていた。



「小林先輩と仲直りしてください。」


「それ言うために、来たの?なら、帰って。」


まさか、小林の名前が出てくるとは、思わなかった。
まぁ、よく考えてみれば、小林しか俺がここに通ってることは知らないから、アイツから教えてもらったとしか、考えられないんだけどな。



「嫌です。お願いします。先輩が笑顔でバスケやってるのを見るのが好きなんです。だから、先輩と小林先輩が仲直りしないと、見れないんです。」