「もーえちゃん、なにボーッとしてんの?」
「えっ⁉︎あ、すみません」
ウサギ先輩に肩を叩かれてハッとした。
ギャーギャーうるさい室内。
最高に盛り上がっているけど、私はなんだか上の空。
「ウサギ先輩は光流先輩達といつから仲が良いんですか?」
少し大きめの声で聞いてみた。
「ウサギ先輩……?ははっ、それって俺のこと?」
「えっ⁉︎あ、そうです。なんかウサギみたいで可愛いから……ってすみません。失礼ですね」
「や、初めてだよ。ウサギなんて言われたの。俺ウサギ好きだし、気に入ったかも」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…