「わわわっ!斗真くん大丈夫? 顔真っ赤だけど……保健室行く?」 斗真くんのおでこに 手を当てながら言うと、 「え、や、大丈夫。そ、そうだ! もう授業始まるから、じゃあね」 と、さっさと前を向いてしまった。 この時斗真くんが、 「あの表情とか可愛すぎ」 と、呟いていたなんて私は 思ってもみなかった。