「白のレース……」
と呟く真っ赤の真帆に、
「なにが?」
と返せば。
「お前って、男の好み結構知ってんだなー」
「いや陵、下着とか全て椎からのだぜ~?」
「じゃあ椎の好みか!」
ゲラゲラと爆笑する陵と奏夛を呆然として見ていると。
後ろから椎が、凄くだるそうに出てきた。
「椎、なんかあの2人が私を馬鹿にしてくる」
「……へぇ」
「は、はぁっ?してねーよ!!
ってか椎を味方につけんな!」
「ってかいつの間に起きてたんだよ~」
「さっきからだが?」
「わーい、陵君達生きてかえって来れたら不幸中の幸いだね」
「俺が殺される前にお前を殺してやる…」
「きゃぁあああ!!」
「待て真帆ー!」
きゃぁあああ、って。
前から思ってたけど、やっぱり真帆の言葉使いって可愛い。
違和感が何のが怖いんだけれど。
「あ、そういや、執行部が動いたぞー?」
くぁ、と欠伸をしながら言う奏夛。欠伸がうつりそうだわ。
「……香月、情報」
「今の所、何も。ただの偶然だろ」
「偶然が重なると運命になる。悪い運命なら俺が動くぞ」
「熱くなるな、椎。執行部くらい一捻り、だろ?」


