突然、香月は部屋に戻ってしまった。
私、なにかした……?
香月がいなくなったリビングは、孤独という色で染まった。
私は、もしかしたらリビングにみんながいると期待をしていたのかもしれない。
私は静かに笑った。
一体、何を好きになってしまったんだろう。
何を求めているんだろう。
馬鹿みたいだ。
好きになっちゃいけない関係。
もし私が感情を抱いてしまったら、私は。
どうすれば良いの────?
「ッ、はぁ、はぁ゙、ッう」
だめだよ私。
弱くちゃ、弱くちゃだめ。
「けほっ、はぁっ、はぁ」
アノ日の事を。
思い出すだけて吐き気がして。
「ゔっ…ッ、うぅ…はぁ、」
頭がくらくらくらくら。
手まで震えて。
弱い弱い私は。
何も守ってあげられないのに。
【私が守るから】
なんて。
約束を果たしてあげられなかったらどうするの私。
「最、低。よね……」


