私が頷くと、サラリと頭を撫でて、部屋を出ていった。 「………だめだよ…っ」 こんな事をしちゃ。 だめなんだよ。 “夢夏…” 思い出すな…。 “みんな家族だ” イヤダ。 呼吸が荒くなる。 「はぁっ…、はぁっ、ぃや…」 ガンガン頭が痛くなって、頭を押さえる。 “………ずっと、” ズット、イッショニイヨウナ。 “私も………大好きだよ、” ワタシモダイスキダヨ…? 「はぁっ、はぁっ……」 思い出しちゃいけない……。