「それってどういう」 「二人の恋に、思う存分邪魔しなさい。」 シン、と静まる部屋。 時計の秒針だけがただ響いていた。 「………もうしてますよ。」 「足りないわよ。」 望月夢夏に必要なモノ。 それはどろどろに溶けた、濃くて甘過ぎる『 愛 』。 「望月夢夏には、あの子が一番欲しい愛をあげたいの。 例え、傷だらけになったとしてもね」 さもなきゃ。