「俺だけじゃない、あいつら全員思いやりがある。夢夏をいつでも思ってる」 「・・・・・・・・・・世界一幸せよね、私」 「お前が幸せなら、俺らも幸せになるんだ。 だから」 「だから……?」 「永遠に傍いろ、幸せにしてやるから。な、夢夏」 「・・・・っ、馬鹿ね椎」 逃げられない事を忠告するようなその言葉は、私を気持ちよく縛った。 「夢夏? ・・・・・・・寝てるし」 私は、暖かい椎の胸の中で眠ってしまった。 「早く俺のものになれよ」 そう言って、頬にキスをされている事も知らずに。