「いやあっ………」
「やらしい声」
「椎がっ、悪いのよっ……」
「やばいな、あいつらに見つかったら殺られるかも」
その言葉と同時に、私の太ももにスッと指を滑らした。
「やめっ…て」
「ここ、弱い?」
「違うっ…やめ、」
私はちょっとの隙に、体を起こして体を隠した。
その途端、生暖かいものが私の頬を伝った。
「泣いてんのか……?」
「怖かったの…っ…」
「夢夏、」
さっきと違い、優しく包むように私を抱き締めた。
私……体震えてる…?
「……揺すぶって悪かった」
「大丈夫…泣いてごめんなさい…」
「お前が謝るんじゃねぇよ。でもな、無防備はだめだ。ここでは」
「…わかったわ…」


