「特大、なのか?」
「そこ突っ込まないで香月!!」
「よーし、さ、帰りますか」
「そーだな。疲れたし、今日は中身が濃すぎる」
「だな。夢夏誰のバイクに乗せるか?」
「俺で良ければ乗せてやるよ~?」
「じゃあ奏、よろしく。」
「ちょ、腕引っ張らないでっ!
」
そういえば、私が入学した時もみんなに腕を引っ張られていた気がする。
今はどちらかというと、手や体ごと引っ張られるのだけれど。
「椎、コイツ借りるぞ。」
「 ・・・・・・あぁ。」
「ほれ、メット被せるから舌噛むなよ」
「っ、もうっ!」
ウエスト辺りに手を回され、微妙な浮遊感が体を襲う。
私ってそんなにバイクに乗れないくらい小さく見えるの?
っていうかよく考えたら、客観的に自分のスタイル見なきゃ駄目じゃないの私!
「明日から沢山牛乳飲むわ」
「ぁあん? 乳でも大きくしてぇのか~?」
「ブッ、…は、はぁっ?!」


