「夢夏………っ」
それに今日、みんな怪我してないし、約束守ってくれたのよね。
こんな優しいみんなに、私はもうこのあたたかい日常に慣れてしまった。
「馬鹿だねぇ、お嬢さん。最初からそう言えば良いじゃねぇの~」
「夢ちゃんのそーゆー天然で馬鹿な所大好きだよっ」
「マジで馬鹿だな。」
「・・・・・・・・・・今更過ぎるぞ。馬鹿か」
え?
なにこの馬鹿コール。
っていうか、その優しい顔で馬鹿って言われるとつらいんだけれど・・・・・っ。
唯一無言で私を抱き締める椎の表情を窺うと。
「はぁ……ホント馬鹿だな。」
うわああああ!!
そんな呆れた口調で言わないでよ?!
「意地悪・・・・・・・・・」
「馬鹿に馬鹿って言ってなにが悪りぃんだよ、ちびっこ」
「ちびっこ?!」
「確かにな~、小せぇし、頭も小せぇから脳ミソもスモールなんだよなー」
「なっ、スモールじゃないわよ特大よ!」


