「俺二回目だけど自己紹介します! 御園章吾。高2で、副生徒会長代理。ちなみに今まで魅月をスパイしてたからあいつらは今日知ることになるね~」
へぇそうなんですか。
なんて軽く返せなかった。
私は章吾先輩(年上だから)の近くに行き、おでこをごつんと会わせて視線を合わせた。
「ス、スパイ!?」
「うわ、驚いた顔きゅん」
てか身体細くね?、と私の腰に手を回して来たので回避したかったけれど、手を縛られていたのでされるがままにされた。
「紫音も名乗るぐらいしてやれよ~。ってか魅月のお姫様って呼ばれてるの分かるわ。」
私を膝の上に乗せ、頬をびよーーんと伸ばす章吾先輩に急かされ、紫音は自己紹介した。
「福士紫音、鷹松高校副生徒会長。中学三年。だけど鷹松の理事長と話して大体は鷹松の敷地内にいる」
「・・・・錦戸嵩。高2。学校の頭やってる。ちなみに3年は潰したからついてくる」
「……年を、誤魔化してる?」


