「まぁまぁ、喧嘩はなさらず、本題に入りましょ?」
「ほらほらぁっ、座りなよ椎ーっ」
呼び捨てに腹がたったのか、椎の眉間には更に深い皺が。
私は苦笑いしながら、椎にされるがまま状態だ。
「座ろう?」
「………お前隣な」
「うん。」
ようやくつかさ先輩達と反対側のソファーに座った。
それでも椎は私の手を掴み、はなさなかった。
「夢夏、椎とは付き合っているの?」
「え? 違いますよ?」
「あは、振られたね椎」
「・・・・・・・・・・殺る。今。」
今にも飛びかかりそうな椎を抱き締めてとめた。
あ、危ない組み合わせだ。
止めないと私まで殺られる!
「ありがとう夢夏。 んで、本題に入りますか、翡翠。」
つかさ先輩が翡翠先輩を呼ぶと、翡翠先輩はパソコンで資料を見ながら口を開いた。
「あと少しであの馬鹿高校との抗争ですわね? それに相手もいつになく本気。」


