そうして暫くフリーズしていると、椎が私を抱き上げ、今まで座っていたソファーから離れた。
な。何事デスカ?
「つかささん。悪ふざけはやめてくれませんか」
「ははっ、そーやって怒るなって。」
「怒ってないですよ別に」
「怒ってるじゃないか。ま、面白いからいいけどさっ」
椎が珍しく眉間に皺を寄せ睨むのは。
脚が長くて、顔が整っていて。
多分ドSとかではなく、人をからかうのが好きな人だった。
髪は綺麗なメープル色で、目はとろんと垂れ目気味。
「初めまして、神宮寺つかさです。夢夏」
「は、初めまして。私は」
「喋るな。馬鹿がうつる」
「はいっ…!!」
また口を塞がれたらごめんだ。
私は自分で口にチャックをした。
「嫉妬深いな、椎」
「初対面で胸を揉む奴に言われたくねぇ阿呆」
「酷いな。 目の前にふっくらしたものがあったら触りたいだろ? 」
「死ね消えろ。」


