「夢夏。来い」
「ぇー…」
結局椎に腕をひかれて、行く事になった。
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「ここ?理事長の部屋」
あれから何分歩いたのだろう。
目の前には艶やかな木製の扉。
中も綺麗なんだろうな…。
「綺麗な所だよねー、入ろうよ椎君」
椎は少しだけ呼吸を整えると、二回だけノックして、部屋に入ったあとに私達も続いた。
「入るぞババァ。夢夏連れてきた」
「……椎?生徒会のみんなも。
いらっしゃい」
中は洋と和が違和感なく混ざったような造りで。
着物を着ていた理事長とあっていた。
「はじめまして、望月夢夏です。異例な条件で入学させて頂きまして…ありがたいです」
「望月さん、丁寧な挨拶ありがとうね。私は姦薙麗奈。理事長をしているのよ、よろしくね」
「うっせぇなババァ。なに綺麗なお婆ちゃんぶってんだよ。ちったぁ黙りやがれ」
「……椎。あんたの関節反対に曲げるわよ」
「やってみやがれババァ」
「あんただってなに!?望月さんの前ではどうせ知的な生徒会長ぶってるんでしょ香月君!!」
「…その通りです」
「あぁ?黙れのっぺらぼう」
な。なな。なにこの騒ぎ。
真ん中にいる私の身にもなってよ!?
っていうか椎は、静かな冷静なキャラじゃないの!?


