夢夏 side
「いーちにーッ、1234ーっっ」
「いーち「そーれ」」
「にー「そーれ」」
「1234っ「5678」」
放課後繰り返されるコレ。
何をやっているか、それは。
「一年ダッシュおせえ!! 死にてぇのか?!早く走れ!」
『はいっ!!!』
「陵、みんな死んじゃうわよ?
」
「うるせぇ、体力作りはこんなもんだ!」
はい、三学年合同体力作り。
しかも学校の敷地を全て使い、仕切る側の生徒会も気ままに参加している。
気ままと言っても、私以外の生徒会メンバーはほぼ参加しているんだけど。
「私もなにか」
「いいから、姫は笛を頑張って下さい!」
「おらぁ!なに夢夏に話しかけてんだ部外者ぁ!!」
うわ、上手く外された・・・・。
まぁいいや。
私がしても迷惑だろうし。
そうこうしてると、一年の《100mダッシュ往復》に参加しに行っている奏夛が見えた。
うわぁ、超笑ってるし余裕そうね。
「奏夛ーっ、頑張ってっ!」
「おー、左に《筋肉強化部隊》いっから見てこいよー」
「わかったー!」
奏夛がまた走るのを見届けて、校舎内のボクシング場へと向かった。
っていうか校舎内のボクシング場ってなんなのよ!?
「確かいるのは椎と香月よね・・・・・。」


