「・・・・し、ぃ?」
恥ずかしさのあまり、私から出た言葉はボロボロで。
ぎゅっと目を瞑った。
「おい、目を合わせろ。 舌かじるぞ」
「・・・だ、って。近い、から」
「前は頬にキスしたし、な。あの後真帆にもやられてたよな、夢夏」
「それはっ・・・・」
言い訳をしようとした瞬間、唇になにか柔らかい感触が。
言っておくが、キスではない。
「ぬぁ、なにしてんの!?」
「抗争の時に使う、カラスマスクだよー?あはは、夢ちゃん可愛いー」
「カラスマスク?」
どうやら私につけられたカラスマスク?だった。
真っ黒で、これは生徒会メンバーは似合うと思った。
けれど。
「なんでこんなのつけるの?
動くと息切れが激しくなるわよ?」
「ブッ!!!」
ゲラゲラと陵と奏夛と真帆は笑い、腹を抱えて笑い出した。
いや、まて私。
私は正論を述べたハズ。


