「あぁん?!」
「鷹松高校生徒会。男子校で、会長は錦戸。錦戸は、とにかくSだ。それもかなりの腹黒。」
「錦戸はさー、色素の薄い髪に整った容姿で、ドMな娘はたまらねぇよなー?」
「でも、何故か錦戸以外のメンバーの情報は無し。」
「・・・・・・・・・・・聞きたくない」
「聞いてんじゃねぇか」
「だって、それを知ってしまったら、まるでこれから起きる事にみんなが承諾してるみたいで」
正直怖い。
殴ったり、殴られたり。
それが生徒会メンバーだったら尚更。
しかもそこで発作を起こしたら。
確実に、足手まといになる。
「お父様を思い出すの・・・・・・。
それに、あの気持ちも。
次は、私が、殴られる、?
って・・・・・・っ」
「夢夏」
自分の視界が、少し歪んでいて、泣いてるという事がわかった。
手をあまりキツく握りすぎていて、爪の型がついていた。
「夢夏。」
椎は、私の顎を掬い、目を合わせろとでも言うように、私をずっと見ていた。


