夢夏 side
「鷹松が、動いた。」
授業中、いきなり香月がそう話したから、生徒会メンバーが一斉にこっちを見た。
あ、今日はさすがに全員出席したのだ。(強制連行)
「は?!・・・・・雑魚が」
「うーん、あそこが懲りないなら執行部の力じゃなくて僕らの手で、徹底的に潰そっかあ」
「鷹松だから卑怯な事やるからメンドーなんだよなー」
「あ、それわかる。」
みんな口々にそう話すけど、私はまず『鷹松』という言葉が分からない。
あ、また『ぼっち』じゃないか私。
「夢ちゃん、『鷹松』はね、超不良高校なんだー。僕らの学校潰して1位になりたがってるのー」
ふふー、と笑ってはいるが、心なしか声のトーンが低い真帆。
多分、面倒くさいんだと思う。
「めんどくさいなら、相手に「ちゃぁーんと倒さないと、また喧嘩ぶっかけてくるっしょ姫」」
「っ、へい」


