「お前の親、ここに入学届け出したんだよ。男子校とは知らなくて。それで書類見て、ババァがお前気に入ったからいれたんだよ。」
「そ。お前のお母ちゃんお茶目で可愛いな」
「お茶目!?可愛い!?」
ごめんなさい稜。
私貴方の言ってる事考えらんないです。
「どうするか?辞めるか?」
「辞めれるなら辞めま「忘れてたけど、入学したら借金全額返済してやるよ夢夏」」
「っ、・・・・・・え?」
自分でも分かるほど間抜けな声が出た。
空耳なんかじゃないよね…?
「調べたけど、お前の家借金やべぇじゃねぇか。今までずっとお前がバイトをしてたのも聞いたし。
なぁ、入学すんだろ?夢夏」
「、…当たり前じゃないですか…」
拳をギュッと握りしめ、椎の瞳を見る。
「入学する。ココに」
「・・・・・・・・あぁ」
貧乏な生活なんて。
バイト生活なんて。
「改めて。望月夢夏。よろしくお願いします」
今日でサヨナラなんだ。


