「鶴雄さん…この度は誠にありがとうございました」 そう言って私は鶴雄に深く頭を下げた 「翼もありが…とう」 「ん」 翼が小さく頷く 「葵ちゃん…ちょっといいかな?」 「…うん」 私は歩き出した翼のあとについていった