「ね、早苗っちと、喧嘩したの?」

朱音が痛いとこを突いてきた

「ちょっとね、ハハハ…」

「ふーん」

朱音が早苗を見る

「もうやられてるかもしれないなぁ…」

「え?」

やられてるって?

朱音が顎で早苗の方を指した

早苗が小さな紙を見ていた

あれなに?

「あれは…」

「姫島葵!」

「は、はい」

バーコード頭の先生が言った