朝の私の顔は酷いものだった。 昨日よりむくんだ感じあるし、目 の腫れようも凄い。 弟の徹でさえ、私に同情の目を向 けた(あの徹が!!)。 「瑠衣…酷い顔だね…」 「うん… これじゃあ、学校行けない…」 うーんとエイカと二人で唸る。 「よしっ!!私に任せて!!」 そう言ってからのエイカは、もの 凄かった。 私にマッサージしてくれたり、目 を冷やしてくれたり…。 「わぁ…!!」