「ねぇ。無視とかひどくね?」 横の男。 「どこ高?」 前の男。 この連続的な質問。 今は頭の中がリイキでいっぱいで 彼らの耳障りなヘラヘラ喋る声が すごくうざったく感じる。 「名前くらい教えてよ~」 横の男が肩に手をまわそうとしてきたが やんわりと払い歩く。 「すと~っぷっ♪」 いきなり前の男が手を広げて 行くてを遮ってきた。