『あのさ、このお菓子みんなにあげようと思ってきたの。』
私は両手に持つ
ビニールにパンパンに入った
お菓子を持ち上げて見せた。
「わー!ありがと!
「お姉ちゃん大好きっ!
「ぼくチョコー!
”お菓子”という言葉を発した瞬間
みんなが騒ぎ出した。
おば「ありがとう。梨々香。でも、みんなもうすぐでご飯だから明日のおやつにしましょうね。」
『んじゃ、みんな明日食べてね。佐々木さんこれいいですか。』
私は、手にもつお菓子袋を
佐々木さんに渡した。
佐々木「ありがとう。助かるわ。」
笑顔で受け取ってくれる佐々木さん。

