20分ほど歩き着いたのは ”ゆうりん学園” と書かれた白い平屋の建物。 ここは身寄りのない子供たちが たくさんいるところ。 私は、その門を開け中に入る。 建物からは電気の光が漏れ出していて 静かな外からは中にいる子供たちの声が 少し聞こえてくる。 そして、 ピンポーン♪ と玄関のチャイムを鳴らした。