「フッ。お前、どんだけ俺んこと好きなんだよ。」 『リイキがいないと死んじゃうくらい好き。』 「あぁ。俺も。」 『リイキに負けないくらい愛してるもん。』 「ばーかっ。これ以上かわいいこと言うな。俺の顔緩みすぎて男前の顔が崩壊する。」 『なにそれっ。』 お互い顔を見合わせ笑った。 彼とたまにこうして 本音を話すことで やっていけてるんだなって実感する。 きっと、お互い好き同士でも 上手くいかない恋ってあるから。 お互いを想う気持ちだけじゃ 1年以上も一緒にいられない。