―12日目- 彼女は目を閉じ 静かに息をしている。 もう彼女の笑顔を見ることが できないんじゃないかと 情けないかもしれないが そんな思いまで生まれてきた。 俺は、梨々香が目を覚ますまで ここでずっと待ってるから。 そうやって彼女に語り掛ける。 たくさんの管に繋がれ 生かされている彼女の静かな横顔は 俺の胸をひどくナイフでえぐるかのように 胸が痛んだ。