と海に向かってゆっくり歩く。 冷たい水が私を少しずつ飲み込んでいく。 『………リイキばいばい。』 もう胸の高さにまで漬かっていた。 自分の首に掛かっている ペンダントを外し 握りしめていたリイキのと 合わせた。 『え…………………。』