私は海の端から端まで探し
携帯の時刻を確認すると




もう10時を過ぎていた。






何時間も探したけれど、
彼の姿は見つからなかった。






『リイキっ、、、どこにいるの。…バカっ…!ねえ。一緒にいるって!



結婚しよって………………。



愛してるなんて嘘だったの……?


ねぇリイキ……


リイキ…こたえてよ――――――――。』










もう絶望だった。


私は砂浜に泣き崩れた。