同じくなにひとつ残っていなかった。 しかし、一つだけ 物が置かれてあった。 窓際に一つの白い封筒を見つけた。 私は、窓際に歩み寄り その封筒を手にする。 見ると、 表には”梨々香へ”と書かれていた。 封を切り中を開く。 その中には、一枚の手紙と リイキのペアペンダントが入っていた。 『なんでよ…………リイキ。』