リイキ「梨々香。」 『うん?』 リイキ「今日、俺ん家くる?」 『リイキの家?』 リイキ「そ。お前ん家広いし2人なら俺ん家の方がちょうどいいだろ。」 『あー。たしかに。でもいいや!』 正直、あの家に2人でいるより 一人暮らしの彼の家の方が ちょうどいいけど それよりもいいことを思いついた。 リイキ「んでだよ。」 『玲華さ、今日あいてる?』 私は、前の席であぐらをかき スマホを弄っている 彼女に話しかけた。