そして、なぜかリイキの家に到着した。 彼はズカズカと家に入ると 自分の部屋に行く。 私も続いて彼の部屋に。 リイキは ドカンとベッドの下に座った。 機嫌が悪そうなので 少し距離をあけて 私は隣に腰かけてみる。 「わりぃ、また嫉妬してるわ、俺。」 隣の彼の横顔を見ると 眉間には まだシワが深く刻まれたまんま。 彼の嫉妬深さを象徴するかのよう。 まさに彼のシンボル。 シワを作りすぎて もう常にその顔なんじゃないかって 思うほど。