私は屋上を出て リイキの後を追った。 ケイ先輩のことはすごく気になった。 けど、この3日間ずっとリイキを避け続けた上に、両親を思い出してしまった彼はまた昔に戻ってしまうんじゃないかと思うと夢中で追いかけていた。 梨々香『リイキっ!!』