「あー。疲れたー。」 『んだね…。』 私たちは、 あのあとバッティングしたり プリクラを撮ったりして 今は歩いて帰っている。 「でも、ありがと。」 隣に歩く綺海が ボソッと言った。 『いいえー。』 「結構、気分スッキリした。」 『みーとぅー。』 私は、ぐしゃぐしゃと 彼女の頭を撫でかき回した。 「ちょっ、髪くずれるし。」 『大丈夫、もうさっき遊んだのでだいぶ崩れてるから。』 「ひでーww」 そうやって笑って 遊び疲れた私たちは 2人で帰って行った。