\続★浮気不良彼氏★FINAL!/






部屋の横の壁に沿って
置かれた2段ベッドに並んで座る。



綺海「りり姉……。」


彼女は私の肩に
もたれかかってきた。


私は無言で彼女の頭を
優しく撫でてあげる。




彼女には話しかけるより
話を聞いてあげた方が
自分から色々と話してくれるからだ。




綺海「まりんさ、りり姉にそうやって撫でられると安心する。」



『うん。』



綺海「……。」



彼女は、肩にもたれかったまま
黙り込んだ。


いつも大概こんな感じ。

悩みをきいてあげに行くと
話し出すまでに30分くらいは
黙り込むのが彼女のクセ。