俺様ボーイVS爽やかボーイ

そして放課後。






言われた通りに裏庭にきた




そこにはまだあいつらはいなくて

一人心の準備をしてた






きっと汚いあいつらの事だ







何か仕掛けてくるに違いない







でも負けないから






「愛蘭ちゃーん」





憎たらしい声であたしを呼ぶ女







「ちゃんと来たんだねぇー」





「あたしに言いたいことあるんでしょ?何?」







出来ればさっさと帰りたい。






「あたし前にも言ったよね?蓮君に近づくなって、なのに何であんたはまだ蓮君のそばにいるわけ?」








「あたしも言ったよね?あたしが誰といようがあたしの勝手でしょって」











「誰もあんたの意見なんて聞いてないから」






いや、それあたしのセリフ







「最後にラストチャンス。今後一切蓮君に近づくかないで」







は?ラストチャンス?





意味がわかんない。






近づくな?





そんなの.....






「無理、あたしはこれからも蓮と一緒にいたいから」








「そ、じゃあもう蓮君に近づけないようにしてあげる」






ニヤニヤ笑い出す女




その笑みは真っ黒に染まっていた







「出てきていいわよ!」






そう言った瞬間、木の陰から出て来た三人の男達






本能的にヤバイって感じた