俺様ボーイVS爽やかボーイ

「っと、あっぶねぇな」


「ご、ごめん」


まだ足はつかないから蓮が支えてくれないと落ちちゃう



「あのさ」

「なに?」



「さっきは悪かった」



え、なに?!

蓮が謝ってる?!


てか

「さっきって?」


「だからお前のこと可愛くないとか言って....」



あ、そうだった。


すっかり忘れてた



「別にいいよ、事実だし!」


そうだよ!蓮は何も悪いことなんてしてない

事実を言っただけなんだから......



「いや、ちげーよ。」

「なにが違うの?」


「お前が可愛いすぎて素直に言えなかったんだよ.....」



は、はい?


え、今なんていった?


お前が可愛いすぎて......?



「ば、ば、馬鹿じゃないの?!あたしが可愛いとかないし!許すから別にそんな言い訳しなくてもいいって!」



「言い訳じゃねーよ、本当に可愛いっておもった」



蓮の腕の力がギュッと強まる



「、、、っ」



それと同時にあたしの顔の温度も上昇