あたしたちの背後から突き刺さるような視線が……… 「あ!朱音ちゃーーん!」 「キモい!」 「え?昨日はあんなに素直だったのに~」 「バ、バカ!」 いつもはサラッとバカって言う朱音が、今日はなんだか恥ずかしそう ちょっと顔赤くなってるし 「朱音ちゃん照れてる~ かーわいっ」 「あんたうるさいから黙って 美歌!自販機行こ、喉乾いた!」 「あっ、うん」 朱音に腕を引っ張られながら、自販機へ向かった