俺としたことが…………。


「…あたしね、夢があるの」



夢………?



「泪と、あたしと…あたしたちの子供と3人でね、誰にも邪魔されない静かなところで暮らしたいっていう夢」



美玲………。



「へへ、いい夢でしょ?」


「…夢じゃねぇよ。俺が叶えるから」


優しく美玲を抱き寄せると、


美玲は嬉しそうに微笑んだ。