片っ端からやっつけていくか…



でも、そんな時間はねぇ!






「泪さんっ、ここは俺らが相手になります!」


「先に行ってください!!」


と、後ろにいた部下たちが叫んだ。



「お前ら…………」


「美玲さんを、助けてやってください!!」



…すまない。


ここはお前らに任せる。


「…お前ら、後で無事な顔を俺に見せろよ」


『おぉっ!!』



メンバー半分を残して泪たちは奥へと向かった。