…怖いっ



言わなきゃ…何されるか分からない。





「…あたし、ただ普通の生活がしたくて……他の学校に行ったら…たまたま『極楽組』のところで…」



まさか『極楽組』とは知らずに…


でもそのおかげで泪たちに出会えた。



「なるほどなー、奴等とは知らずにのんきに学校へ行って…」


慎二の手が襟元に伸びてきた。


そして、そのまま引っ張り………