*美玲side*




久しぶりの場所。


帰りたくなかった場所。




美玲は、山奥の『練獄寺』の住処にいた。



「美玲、おかえり」


慎二は不気味な微笑みを浮かべながら


ソファーに座っていた。



「………」



「「姉さん!」」


かつての仲間だった女子達が集まった。