「別にその友達にバラしてもいいんだけどな。『桜庭美玲はここにいる』って」




そ、そんなっ……………!






「でも、そんなことしたらつまんないからまだ言わないけどな」


佑真はクスクス笑って柵をこえて


こちらへと近づいてきた。