「入学式早々さぼるとかいい度胸してんな」 「いや!別にさぼるつもりじゃなかったんです!ただ_!」 その瞬間「仕方ねぇな」 そういってあたしの腕を掴むと彼は歩き出した。 っえ、なに?!? そして気がつけば、体育館前。 「ここだから、んじゃ」 「あっありがとうございました!!!!」 ...一瞬の出来事だった。 あたしはまたポツンと1人になった。 でもさっきと違って、胸がドキドキしてる。 掴まれた腕はまだ少しあたたかくて なんだか変な気持ち。 これは恋なのかもしれない...