「ごめん…お前んとこの一族に、信頼を失うようなことして……」

「だから…(汗)」

「いいんだよ、飛龍くん。さっきも言ったが…悪いのは辰彦だ。君ら龍一族は、被害者なんだよ。そんなことで、私たちは龍一族の信頼を失ったりはしないよ」


お父さんは、源喜さんの代わりのようにそう言って、優しく笑った。




「鬼、龍、天狗…我らは同盟国。仲間として、これからも力を合わせ…共に生きていこう」


お父さんの言葉に、その場にいた全員が頷く。


これで、全て解決した。

これで…終わったんだね。




「絆二郎。怪我が治ったら、天狗の旦那も交えて、久しぶりに麻雀といこうや♪」

「いいな。天狗のやつ、捕まえとけ」

「あいつは、すぐにどっか行っちまうからな(汗)羽がある奴は、フラフラとどこか飛んでいっちまう」

「ま、ある意味、ぶっ飛んでるしな、あいつ…」

「アハハハ」


仲良さげに話す、お父さんと龍之介さん。

なんかほのぼのするな…