鬼神様と××しました

「このたびは…急に源喜があなたの家に押しかけたそうで……いやあ、申し訳なかったね(汗)私に似て、せっかちなんだよ源喜は」

「……うるせぇ」


後ろから、ボソッと言う源喜さん。




「あ、あのぉ…」

「ん?なんだい?」


勇気を出して、お父さんに訪ねた。




「私…源喜さんの花嫁って、本当ですか?」

「ああ、本当だよ」

「そ、それって…一体………」


何なんですか(汗)?

どうして、そんなことになってるんですか?



「アハハ、そうだな。では肝心なことから話そう…」


そう言ってお父さんは、コホンと咳をした。





「もう、源喜から聞いているかもしれなないが…我が鬼一族は人間でない。妖怪だ。あなた達人間とは違い、特別な能力を持っている」


私は「はい」と頷いた。