「クソッ!ナメるな………」


もがきながら、取り巻いてある水を弾き返す辰彦。





「コノヤロウーーーーーっっっ!!!」






また来る!!!




「イヤっ!」


辰彦に体を背け、源喜さんに抱きつく。





ドドドドドド…ドドドドドド……!



!!!


また滝のような音が、後ろから聞こえてくる。

今度は、頬や体に水しぶきが当たる。




「なんだこれは……!?」


!?



辰彦の焦る声がする。


振り返ると…





ドドドドドドドドドドドド…!



…何これ!?