火と水じゃ、対照的過ぎて拉致があかないし、下手したらやられる可能性もある。

だから源喜さんは、水に強い雷を選んだんだ!


水は、電気を通す力が増すから…


きっと、次でとどめを刺すつもりだよ…



源喜さんの考えてることが、だんだんわかってくる…

それが何だか嬉しい…




ゴロゴロゴロゴロ………!







源喜さんが操る雷が、白龍めがけて落ちていく。


白龍は雷に包まれ、もがくように暴れている。




いける!




ビリビリビリビリ!



雷は段々と煙に変わり、白龍は黒焦げに焦げていて、

苦しそうに息をしていた。




これだけの雷を追ったのに、倒れないなんて…

辰彦もかなりの力を持ってる…


でも……